歯ブラシ1本では歯磨き不足!?「デンタルフロス」「歯間ブラシ」を取り入れよう!
皆さんこんにちは。
東急田園都市線 宮前平駅近くの宮前平医院(整形外科)併設の「宮前平医院 歯科」です。
むし歯や歯周病予防に歯磨きは重要ですが、その歯磨きで本当に予防ができているでしょうか。
「磨いている」と「磨けている」は違います。
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)をしっかりと除去することで予防しましょう。
「Floss or Die」(フロスオアダイ)という言葉を聞いたことはありますか?
「フロスをするか死ぬか」というアメリカの歯周病学会が、1997年に掲げたスローガンです。
とても極端なことを言っていると思うかもしれませんが、それだけデンタルフロスが重要であるということを訴えています。
歯ブラシだけ使用しての歯磨きは、どんなにがんばって磨いたとしても、プラークの除去率は約60%だといわれています。
そこへ、デンタルフロスや歯間ブラシをプラスすることで、プラーク除去率を約80%まで引きあげられるのです。
むし歯や歯周病予防には、デンタルフロスや歯間ブラシはとても効果的です。
約80%のプラークがうまく除去できても、どうしてもとりきれない細かなすき間の汚れや歯石、バイオフィルムは付着したままです。
一度付着してしまうと、歯ブラシでは落としきれません。
落としきれない汚れを放置しておくと、むし歯や歯周病のリスクがあがってしまいますので、歯科医院で専用の器具を使用して除去してもらうことが必要です。
プラーク除去率残りの20%を歯科医院のプロケアで除去していきましょう。
バイオフィルムの形成は約100日周期だといわれています。
歯石の付着しやすさには個人差はありますが、毎月〜3カ月に1回のメンテナンスがおすすめです。
家でのしっかりとした「ホームケア」と歯科医院での「プロケア」両輪をバランスよく行うことが、むし歯と歯周病予防に大きくつながります。
宮前平医院歯科では、患者様のお口の状態に合わせた、最適なケア方法を指導しています。
いつまでも、健康なお口でいるためにも一緒に健康管理に取り組みましょう。